効率が10倍アップする新・知的生産術

自分をグーグル化する方法

本の中身で印象に残ったのが「いっぱい本を買って、本を出せ!」ってことですかね。

書籍というメディアは著者が何年、何十年かかって得た経験知などをたかだか1,000円、2,000円で購入できるのだから、惜しみなく購入すべし。また、5,000円以上の本ほど良書の確率が高いので、これも1回の飲み代として割り切って購入すべし。しかし、いわゆるベストセラーと呼ばれる者は、幅広い読者層をターゲットとしているため内容が平易で分かりやすいのだが、良書の確率は低いとのこと。

さすが、1ヶ月の書籍代が15万と豪語する勝間氏。到底、自分はそんなお金がないので図書館で借りまくる手段を選んだ。市の図書館でも、検索してみたら結構良書と呼ばれるものがあるもんだ。なければないで、市民ならリクエストすれば大抵購入してくれる。それでもだめで、まだ熱意が残っていれば買えばいいんじゃないかなと個人的には思う。まぁ、この本もベストセラーと呼ばれるもので、分かりやすかったがいわゆる良書ではない。

この点は、本人のおっしゃる通りかなと。本書の巻末には、経済、マーケティング、自己啓発、社会科学などの分野ごとの勝間氏おすすめの書籍リストが載っているので、色々読みたくなった。

「本を出せ!」って事ですが、勝間さん自身も最初の本を出してから、尊敬している有名な人が向こうから会いに来たりと、なにか次へのステージに進んでいるような感覚になったそうだ。たしかに、本を出している人なんてそうそういないっすもんね。かなりの自分ブランディングになると思う。