私の名前は高城 剛。住所不定、職業不明。

144 Q&A ABOUT TSUYOSHI TAKASHIRO

タイトルの『住所不定』が気になったのと安かったので読んでみた。一昔前まではハイパーメディアクリエイターと名乗っていた高城さんの本。個人的には映像作品とか広告を手がけてる人のイメージである。

本書は、そんな氏が144の質問に受け答えする内容。なんだろう、インタビュー形式だからだろうか、言葉の選択の中2っぽさというか、申し訳ないけど、なんかすごく痛いおっさんに思えてしまった。

いや実際、自分のスキルだけでアジアやヨーロッパを数ヶ月単位で住みかえているとか誰にでもできることではないし、すごいことだと思う。それ自体はすごく羨ましいし憧れるんだけど、なんか鼻にかけたように感じてしまうのは、単純に僕のひがみなんだろう。

とりあえず、いろいろぶっ飛びすぎて、『高城さんだからできる話』みたいな感じで線を引いてしまった感があるのがもったいない。著者ほどとは言わないまでも、場所にとらわれない生き方をしてみたい。