ポックリ死ぬためのコツ

本人も家族も満足な理想の死に方をするために

友人との酒の場になると、最近『ポックリ死にたいよね〜』という話題になる。いや、毎回はならないけど、少なくとも僕はポックリ死にたいと思っている。

そういうわけで、ポックリ死ぬというのはどうゆうことか知るために本書を購入した。ポックリ死については医学的にほとんど研究されていない分野とのことらしく、医師である筆者の実体験ベースな構成になっている。

まずポックリ死の定義だが、アルコール好きな人が毎日ガブガブ飲んで、心筋梗塞などによってポックリ死ぬことは筆者の定義に当てはまらないとのこと。あくまで、体と脳どちらも健康に眠るようにある日突然死んじゃうのが筆者の定義だ。

いや、なぜポックリ死にたいのかというと長く生きて、介護や年金などの生活費など考えたくないからであり、その点についてはなにも触れてないのが残念だった。

だからといって、お酒やタバコをガンガン吸ったからといってポックリ死ねるわけでもなく、ずっと病院にかかるリスクのほうが高くなるので、それはそれで嫌だ。

ポックリ死ぬためのコツについて触れてるが、上記のことから、やはり適切な量の運動と生活を心がけて、心身ともに健康を維持するのが大切だとのこと。うん、そだね。としか言いようがない。