Ethereumをマイニングしてみる(2017夏・改)
How to build an Ethereum mining rig
一ヶ月間。マイニングリグをまともに動かすにかかった時間である。先月の記事で一通りの機材を揃えてみたが、グラボ最大搭載数である6枚で最高のパフォーマンスが(まともに起動も)できなかったので、ほぼ全部買い直した。
PCケース
いらない。マイニングできなくなったら普通のデスクトップとして使おう、なんて甘っちょろいこと考えていた自分が恥ずかしい。俺たちは自作PCを作っているんじゃない、マイニングリグを作っているんだ。ということで、物理的スペースと排熱の問題からメタルラック最高である。
HDD
マザーボードによっては取り付けることはできないかもしれないが、M2.SSDだと省スペース・省電力でいい!という記事を前回書いた。
マザーボード
前回購入したマザーボードもPCIeスロットは6個あり、仕様上はグラボを稼働できるはずなのだが、どうやっても、うまくいかない。そもそもPRIME X370-PROでマイニングしている人がいないので、圧倒的に情報量が少ない。
ということで、王道のTB250-BTCを購入した。ゼロ設定とまでは言わないが、ちょっと設定をいじるだけで6枚グラボを稼働させることが出来た。なによりも、同じ構成でマイニングしている人の記事を読めることが出来たのが大きかった。
(AMD対応のTB350-BTCというマザーボードもあるので間違いないようにしよう!)
CPU
Intel対応のマザーボードに変えたので、CPUもAMDからIntel CPUへ。ということで5千円くらいで購入できる。Ryzenコスパいいけど、マイニングにはオーバースペックなので、このぐらいのCPUでいい。
GPU
運良く、発売日にRX580を購入できた。このASUSのDUAL-RX580-O8Gはほどよくマイニング仕様になっている。近いうちに発売されるマイニング専用のグラボはHDMI出力がなかったりして、完全に振り切ってる感はあるが、こちらのモデルはちゃんとある。こちらはIP5X対応防塵ファンであったり、長時間稼働を前提としたつくりになっていたりして、とてもよい( ˘ω˘)
電源ユニット
RX580を6枚購入できたが、こやつの消費電力は最大で185Wなので、グラボだけで1110W消費することになってしまう。1000Wの電源を持っていたが、慌てて550Wの電源ユニットも追加した。1500Wくらいの電源ユニットを購入するのがいいんだろうけど、1000Wを超えるとワット単価が高くなるのでコスパが悪い。ネットの向こうのお友達は750W x 2基という構成だったので、頭が良いなと思いました( ˘ω˘)
マイニングリグ
とうわけで、元気よく動いてます( ˘ω˘)