開眼!JavaScript

言語仕様から学ぶJavaScriptの本質

2013年頃から、それまでサイ本くらいしかJavaScript本がなかったO’Reilly Japanから立て続けに何冊かJavaScript本が出版された。とりあえず買いはしたものの追いつけていない現状。本書もそのうちの一冊で、JavaScript Enlightenmentの訳本であり、僕も開眼したかったので買ったが、気づいたら2年も積ん読していた。

話は変わるが、気の合う仲間たちと飲むと、いつも終盤には『JavaScriptにnewは要るか』論争が定番のように行われる(半ばネタ化しているが)。まぁ一応動くものが作れる程度の僕のJavaScript力であるので、当然newとかよく分かってない。その議論をいつも横目に僕は苦笑いするしかできなかったのである。

だからといって、もう一度ちゃんとJSを勉強しようにもあの鈍器レベルのサイ本を取り出してきて、該当の箇所を探して勉強ってのも気が引ける。幸いにも、本書は200ページ足らずのコンパクト仕様。原書の副題がFrom Library User to JavaScript Developerであるように、オブジェクトを中心にプロトタイプ継承やスコープチェーン、this等についてjQueryデベロッパーからJavaScriptデベロッパーにステップアップするために必要であろう知識が分かりやすく解説されている。

そうゆうわけで本気出したら1日で読むことができた。曖昧な部分がクリアになった気がする。まさに開眼!まぁ、あくまで気がするだけなので実際コード書くときにまた迷うんだろうけど、そこはコンパクトな本書なので何回も手にとって読み返しては身につけていけばいいと思う。いやーすごくとっつきやすかった。

そんなわけで、今度の飲み会のnew論争には参加できそうなので楽しみにしている。