デブサミ2008 Day2

【14-C-1】 ロボットで分かった、人の構造が動きを導く

自分が思うに、今回の2日間のセミナーで1番おもしろくて、非常にエキサイティングだった。で も、難しくてうまく説明できないや><

【14-C-2】 スプーンで飛行船を飛ばそう!~子どもにソフトウェア開発とは何なのか伝えよう!

コンピュータで扱われる情報は0と1で処理される。その概念を子供にも分かりやすく伝えることで情報科学に興味をもってもらおう!という教育プロジェクトに関しての説明。

マジカルスプーン(ただのスプーン)をたたくことで音が発生し、その音が鳴る、鳴らないで0と1を表現し、何回音を鳴らすのかというパターンで飛行船に信号を送りを操作する。飛行船の動きとしては上昇、下降、前進後退、右旋回、左旋回、停止、停留の8つの動きをする。『カチン、カチン、カチン』とスプーンを叩いて飛行船を操作する様は楽しそうでした。それにしても中学、高校でこんな体験自分もできてたらな、とうらやますかったす。

Widget on TV ~TVでウィジェットを動かす方法~

[ネットとテレビの融合と言えば大げさだが、このセッションはテレビにうまいことネットの一部をとりこんでいるなと感じた。Sony製液晶テレビ「BRAVIA」2007年モデル10機種27モデル全機種に『アプリキャスト』と呼ばれるテレビで動かすウィジェットが搭載されている。テレビを見ながら画面の右側にウェジェットが表示され操作できる。ウィジェットをあらかじめソニーが運営するアプリキャストサーバーに登録しておき、毎度そのサーバーから呼び出すシステム。

ウィジェットはJavaScriptとXMLで作成できる。JavaScriptの標準APIをベースにリモコンイベントの取得やウェブブラウザ起動などのAPIが使える。テレビで動かすため、制約もある。ひとつのウィジェットにつきJSファイルはひとつだけ。JSやXML、画像ファイルすべてあわせて48KBまでにおさめなければならないなど。

ウィジェットにを作るアプリキャストSDKは近日公開予定。 現状あるウィジェットはヤフオクや天気予報やニュース、RSSリーダ-など。テレビを見ながらフィードを見れるのは便利だな~と個人的には思うが、一体どれほどの人が実際に使うのだろうか。。。一応対応機種のブラビアは数百万台規模で出回ってるとのこと。 あと、ユーザーの見てる番組情報は取得できないとのこと。これできたらコンテンツマッチングした情報をウィジェットに表示できるのになと思ったら、なんかテレビ屋の利権とかのせいでできないらしいorz

とまぁ、なんやかんやありますが、ブラビアで動くウィジェットは純粋にカッコよかったので作ってみたいですね。

【14-A-3】 世界一のインターネットサービス企業になるために、楽天がやりはじめたこと

楽天の技術というか環境や取り組みについて説明。4500億円の売上、3400万人の会員数 32事業(クレジット、EC、トラベル、証券、金融、ポータル、コンテンツなどなど)開発者1000人(そのうち500人正社員)が楽天タワーで仕事している。サーバーは約6000台 これまでの10年業務拡大に拡大を重ねてきた、とりあえずサービスを提供してから、その後で改善というスタイル。

これからの10年も拡大し続けるため2008年は海外展開を計画。 数年内に27カ国でサービスを展開させたい。手始めに今年の4~6月に台湾で楽天市場サービスを開始。 2008年3月楽天ヨーロッパ設立(ルクセンブルク)。そのため『誰でも、どこでも、同じように』サービスを開発できるよう、 楽天Methodなるマニュアルを作っているとのこと。世界で日本の企業ががんばってほしいものです。

【14-E-4】 お客様から選ばれるコンサルタントとは?その10のポイント

鍋野敬一郎 氏 コンサルタントだけあってプレゼンうまいなー、良くも悪くも『コンサル』といった第一印象

お客様がコンサルタントに期待してること 知識と経験(技術、実績、トレンドへの理解、認知度・タレント)コミュニケーション力(ヒアリング能力、調整能力、課題整理能力、好感度) アウトプット力、見せ方(報告書作成、プレゼンスキル、提案力)人間的な魅力(幅広い人脈、情報収集能力、技術センス、取り組み姿勢)

つまり、スペシャリストとしての行動力と結果を期待している 嫌われるタイプは評論家タイプや口だけの人。気をつけて!

お客様から選ばれるコンサルタント”10のポイント” 1. シンプルで分かりやすい説明(知識) 2. 的確でムダの無い提案(知識) 3. 打てば響くような反応(経験) 4. 失敗リスクに対する迅速な対応(経験) 5. 課題に対する強い関心と執着(姿勢) 6. 迅速なアウトプット(姿勢) 7. 同じ目線のコミュニケーション(信頼) 8. 技術専門用語ではない説明(信頼) 9. 予定調和ではなく予想以上の結果(意外性) 10. サプライズが期待できる(意外性)

特に迅速なアウトプットの際、キレイなドキュメントを作るとかなり喜ばれるそうだ。 この点はデザイナー出身の人は有利ですね。コンサルタントではなくても、日々の仕事でこれらを実践できればかなり使える人材にはなれますね。

【14-E-5】 プロジェクト成功への道~プロジェクトの見積りについて~

し訳ないが、このセッションが一番つまらなかった。話の途中に『えーっ』とよく言うし、プレゼンも資料を読み上げてるだけのように思われた。 内容もあまりオリジナリティが感じ取れなかった。前のセッションがよかったので、急遽予定を変更して受講したのに残念。こうなるのなら、予定通りデベロッパーテスティング・ライブの方に行けばよかった。。。

【14-E-6】 なぜアメリカのトップゲームメーカーはソフトウェア高速構成管理ツール”Perforce”を選択するのか?

へぇーこんなのあるんだとただただ関心。ゲーム業界の人たちがよく使ってるらしい。 ノンプログラマでもビジュアル表示が多いから使いやすとのことです。 すみません、半分心ここにあらずでした。

【14-A-7】 ネット・コミュニケーション2.0

もうこれはだいぶ他で取り上げられてるので割愛。はてなでよく見るIDの人たちのリアルな姿が見れて勝手に親近感が沸いてました。 個人的にはDeNAの松内さんで、モバゲーでソフトバンクキャリアでも絵文字が表示できるように改善したとき、 ユーザー同士が『ソフトバンクごときが絵文字を使えるはずが無い!』などとau,docomo対ソフトバンクの構図ができてておもしろかった。そうしたのも俺たち開発者が対応させたからなんだと、ニコニコした表情で喋ってたのが印象的でした。ユーザーはこうゆう人の存在を知るべきだなと強く思った。

デブサミまとめ

デザイナーだけど、行ってよかった。あんまり、専門的なセッションは取れなかったけど、 すごく刺激的だったし、プログラマーさんに対する気苦労なども理解できた。 もっとデザイナーとプログラマーが交流できるようなイベントがあればよいなと思った。 あと、全セッション受けてみて、

  • プレゼン作りこみすぎない、でも適度にボリュームがあるもの。
  • 観客に渡す資料は簡略的なもの。
  • 話すポジションはPCの前で良い、でも手振りや身振りは大切。
  • ここぞという時には前に出て動きをつける。

これが個人的に一番良いと思うプレゼンスタイルではないのかなと思った。