2019年買ってよかったイヤホン

AUKEY EP-B80

Beats by Dreが好きなので、長らくBeatsXを使っていた。最近発売されている、いわゆる完全ワイヤレスイヤホンは仕事中など、しょっちゅう外す機会が多いとき、机の上に置いたつもりが、いつのまにか床に落ちてしまうことが多かったので、自分には合わないなと思っていた。

ただランニング中などの運動時は、コードが邪魔なので完全ワイヤレスであるPowerbeats Proを購入し、使用していた。もちろん装着感はよく、ランニングエクスペリエンスが向上したのは言うまでもない。

コードが邪魔で購入したが完全ワイレスだったが思わぬ副産物があった。このPowerbeats ProはAppleの最新H1チップを搭載しており、私はAndroidデバイスであるGoogle Pixel 4ユーザーだが、めちゃんこ接続が速くなった。Powerbeats Proのケースを開けた瞬間に接続するのである。これがめちゃめちゃストレスフリーでよい。

ここまで接続が速くなると、普段使いのBeatsXの接続の遅さが気になるようになった。BeatsXは一つ前のApple W1チップを搭載している。同じApple製品であるiPhoneで音楽を聞くぶんには問題ないだろうが、私はAndroidである。やはり相性が悪い。

BeatsXの電源をONにして、しばらくBluetoothの設定画面を見てるが一向に繋がらない。あれ?電源ONじゃなかったのかな?と思い、もう1回電源ボタンを押して電源OFFにしてしまう、なんて最悪の体験を何回もしている。

そうゆうわけで、最新のH1チップ搭載の完全ワイヤレスじゃないワイヤレスイヤホン(ややこし)ないかなと思ったけど、評判のよいAirPods Proは完全ワイヤレスだ。いやそもそも品薄で買えないので諦める。ということで、最新のBluetooth規格に沿ったものなら、大丈夫じゃないかと思い、今回AUKEY EP-B80を購入した。

発表年 名称 備考
2009 Bluetooth 4.0 Bluetooth Low Energy (LE) が追加
2013 Bluetooth 4.1 データ転送の効率化、自動の再接続機能
2014 Bluetooth 4.2 データ通信速度が2.5倍高速化
2016 Apple W1 Chip Bluetooth Class 1(通信範囲100m)
2016 Bluetooth 5.0 データ通信速度が4.0の2倍。通信範囲は最大で4倍の400m
2019 Apple H1 Chip Bluetooth 5.0サポート。W1より30%省電力化

今回のイヤホンを買うにあたって、色々調べた結果、AppleのなんとかチップはBluetoothとは別規格のようで単純に比較ができないが、W1チップは発表された年をかんがみるに、Bluetooth 4.2相当じゃないのかなと思われる。Apple Watch Series5に採用されている後モデルのW3チップがBluetooth 5.0サポートって書いてあったので、多分そうだと思う。

で、もっとも最新のテクノロジーであるH1 ChipはBluetooth 5.0サポートって書いてあったので、Bluetooth 5.0対応のイヤホン買えばよいのではないかと思い、色々物色した結果、AUKEY EP-B80を購入した。

またBluetoothコーデックの規格もあるらしく、これまた無頓着でざっと調べてみるとこんな感じで、下にいくほど高音質らしい。

  • SBC … 標準コーデック
  • AAC … 主にiOS採用のコーデック
  • aptX … 主にAndroidで採用
  • aptX LL … aptXの低遅延バージョン
  • aptX HD … aptXのハイレゾ対応バージョン
  • LDAC … SONY開発のハイレゾ対応規格

Pixel 4はBluetooth 5.0 + LE(HD コーデック: AptX、AptX HD、LDAC)に対応してるらしくて、たぶん音質の向上も期待できるのではないか。

結果、接続はPowerbeats Proのように爆速で繋がり、音質もBeatsXよりクリアな感じがする。。。たぶん。また給電がUSB-Cなので、これまた時流に乗ってる感じがして良い。ライトニング撲滅したい。。。あと当たり前だけどバッテリーも長持ちになった。

というわけで、家電は新しいのがいいねって話。