イチロー思考

孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫

草野球をやっている友達に勧められて読んでみた。感想としてはイチローは小さい頃からイチローだったんだと。

本書の構成は見開き右側にイチローの名言、左側に著者の解説が77個掲載されている。ざっと見た感じ、2004年のシスラーのシーズン通算安打257安打の記録を破った試合後のインタビューからの引用が多い。まぁたしかに、あのときはえらく饒舌にインタビューに答えてたなと記憶に残ってる。そのほか気になった言葉をチョイス。

僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校で全国大会へ出て、活躍しなければなりません。活躍できるようになるには、練習が必要です。ぼくは、その練習にはじしんがあります。ぼくは3歳のときから練習を始めています。3歳〜7歳まではんとしくらやっていましたが、3年生の時からは今まで365日中、360日ははげしい練習をやっています。だから一週間中、友達と遊べる時間は、5時〜6時間の間です。そんなに、練習をやっているんだから、必ずプロ野球選手になれると思います - 小学6年生のときにイチローがかいた「夢」という作文の冒頭の部分(原文のまま)

なんというか、まさしく『イチロー』だよね。僕が小6の時に書いた夢なんて『サラリーマン』ですよ。ほんとごめんなさいって感じです。こんなに小さい頃から目標(夢)を選択して自分のリソースを集中させているんだから、完全な戦略ですね。すごい。それで結果もちゃんと残している。

結局は細かいことの積み重ねることでしかなか頂上には行けない。それ以外に方法はないということですね。

うん、この人が言うからこそ重みがある。このような類の言葉は今までの人生何度も言われてきたがこの人が言うこの言葉は半端なく重い。そのほかにもイチローならではのコメントがたくさん載っているのでかなり刺激的だった。ぜひとも、昨今のWBCなどの時の名言も含めてこの本の第2弾、第3弾を期待したい。