March 15, 2021

一人から始めるユーザーエクスペリエンス

デザインを成功へと導くチームビルディングと２７のＵＸメソッド

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昔、購入して積ん読してあったのをようやく読了。デザイナー向けの本かなと思ったらそうでもなかった。どちらかというと、企業のWeb担当者などがUXデザインやるぞ！と思ったときに、どうやって一人で始めていくかを解説してある。なので、UXデザインで使う各手法について軽く説明してある程度である。自分で実践してもっと知りたいと思ったら、ペルソナなり、ユーザービリティテストなりの専門書を手にとって見るのもよいだろう。

個人的にUX関連の手法というかワードがいっぱいあって、ごっちゃになっていたので、各ポイントを簡潔に説明してあったのは良かった。またUXデザイナーはいわゆるデザイナーだけのキャリアアップの職種ではなく、エンジニアからUXデザイナーになることもあれば、コンテンツ担当者からUXデザイナーになるこもとある。

そういうわけで、デザイナーだけでなく、エンジニアなどの方も本書を手に取るとよいかもしれない。

現状把握と計画立案
- UXセルフチェック
- UXプロジェクト計画
- リスニングツアー
- 機会探索ワークショップ
- プロジェクトブリーフ
- UX戦略ワークショップ
ユーザーリサーチ
- ユーザーリサーチ計画
- ゲリラユーザーリサーチ
- プロトペルソナ
- ヒューリスティックマークアップ
- 相対評価
- コンテンツパターン
デザイン
- デザインブリーフ
- デザイン原則
- スケッチ
- スケッチボード
- タスクフロー
- ワイヤーフレーム
テストと検証
- ペーパープロトタイプ・インタラクティブプロトタイプ
- ブラックハットセッション
- クイックアンドダーティユーザービリティテスト
- ５秒間テスト
- UXヘルスチェック

最後に各フェーズにおけるUX手法の目次を置いておく。