サムライカード、世界へ

Japan Credit Bureau

どうも、先日クレジットカードを紛失したt32kです。ちょうど失くしたカードJCBブランドの国際化に関しての本。JCBのPRの本かもしれないが、個人的には『JCB?日本の会社だよね?Jって言ってるし』ってくらいの認識だったので、知らないことばかりでおもしろかった。

JCBって名前に関しても、最初はJapan Credit Center/CompanyでJCCにしようとしていたが、先に商標登録されていたり、Bureauのほうがよりパブリックな印象があるため、そうなって欲しいという期待の意味も込められているという。確かに、JCCよりJCBのほうが締まりがあっていい。しらんけど。

アメリカ・東南アジアに加盟店の拡大・進出に関しての記述は、個人的に昨今のIT企業の海外進出にも重なって興味深かった。20年前くらいの話なので今ほど英語を喋れる人材がいなくて、『カラオケがうまい人は英語を習得しやすい』という摩訶不思議な経験則をもとに海外事業部の人材を選定したり、加盟店拡大先の国の行きのチケットだけ渡して、『提携取ってくるまで帰ってくんな!』と言っていたり、ほんとうに泥臭く這いずりまわってやっと勝ち得たJCBの国際ブランドなんだと理解した。

また台湾・中国でJCBのカードが飛躍的に増えたきっかけが券面に縁起の良い招き猫のデザインを採用したから〜との記述があって、いったいなにがトリガーとなるか分からないのはどこの業界も一緒だ(もちろんそれだけじゃなくて地道な営業の下積みがあってこそだと思うが)と感じた。

そうしてみると、VISA、MasterCard、AMEX、Diners Club、全部米国の会社の中、ただひとつ日本の国際ブランドとしてのJCBは、やはり日本人としてちょっと誇りに思うしこの侍カードを意識的に使っていきたいと思う(失くしたけど)。幸い最近はアジアの国々に興味があるので、それらの国ならJCBの得意エリアなので問題ないと思うし。

あ、そうそう、帰りの電車で全部中国語で書かれたの銀聯(UnionPay)の広告を見かけて、バブル期に海外旅行におおいに出かけた日本人客のように、今度は日本での中国客のために銀聯が日本のお店で使えるといろいろ都合が良いのだろうなと感じた。近い将来、クレジットカードの五大国際ブランドというと、JCBじゃなくて銀聯になってるかもしれないと思うと少し寂しい。