WebデザイナーはまずGitHubから触ってみればいいんじゃないかな

Web制作者のためのGitHubの教科書 チームの効率を最大化する共同開発ツール

Gitってのが便利!とよく聞くけど、実際問題、会社で導入しているわけでもない限り、個人で導入するのは気が引けるというか、よっぽどのリターンがあるのを最初から分かってないと、あんなよくわからない黒い画面をWebデザイナーが使うわけないと思う。

かくゆう、私もそうだった。Gitはよく分かんないけども、GitHubってのはカッコ良さそうだったから使ってみたい!んで、しょうがなしにGitコマンドをチョロチョロっと使い始めた(覚え始めた)って感じだ。

GitHubを使うって言っても僕の場合、最初は単純にファイルのホスティングだったり、Gistにメモ残したり、ちょっと慣れてきたらGitHub Pages使ってみたりとか、そうゆうふうに徐々に慣れてきたらこそ、会社のほうでGitLabGitHub Enterpriseなどが導入された時も難なく対応できた経緯がある。

正直、コードのバージョン管理しなくてもいいからデザイナーはGitHubは使ったほうがいいと思う。例えば、こういったSublime TextのアイコンのようなデザインマテリアルもGitHub上には上がっている。そのため、Forkして自分のデザインを再度GitHubに上げることができる

デザインのポートフォリオサイトとしてはDribbbleなどが有名だろうが、GitHubではForkなどの機能によってもっと簡単にコラボーレーションできるようになっていて、単なるショーケースではなく、すぐさまWebアプリなどに実装出来る点は異なる魅力的だろう。

GitHubに上がっているのは当たり前だけどほとんどがコードで、エンジニア中心の世界だ。そこにデザイナーがコードは書けなくてもエンジニアさんが作っているフレームワークのロゴとか作ってプルリクすると大変喜ばれると思う。そうでなくてもやっぱりGitHubの機能(Issues管理とか)知ってるだけでも、エンジニアとしてはやりやすいパートナーと認識されるので、デザイナーのみんなも使った方がいいと思うんだ。

そうゆうわけで、そんなときに必要なのが本書なわけだが、新米デザイナーが複数ビジュアルデザインの提示から簡単なプルリクエストまでワークフローにそって説明してあり、イメージが付きやすい解説本となっている。オールカラーで見やすいのはもちろん、GitHubの便利な機能もひと通り解説してあるのでGitHubからGitを学びたいデザイナーさんにとってはうってつけの書籍であろう。

この本で知ったのだけどLTTMってChrome拡張機能インストールすれば簡単に寿司ゆきが表示できていいね、知らなかった。