【SFC修行'17】 第一章 ジャカルタ編

Soekarno–Hatta International Airport

前回の方針より、プレミアムエコノミーで東南アジア路線を狙う。幸い、バンコク・シンガポール・ジャカルタとオトクな運賃となっていたので購入した。

ジャカルタは今まで一度も行ったことがないし、インドネシアという国も行ったことがなかったのでジャカルタにプレミアムエコノミークラスで決定。旅作(ホテルパッケージプラン)で購入した。

航空券

ちなみに渡航地で2泊以上滞在するプランだと、プラス1万円くらいで国内乗り継ぎができる。つまり、単に羽田 - ジャカルタ往復ではなく、那覇出発の羽田経由でジャカルタを往復することができ、プレミアムポイントもさらに貯まる算段。しかも、すばらしいことはこの国内乗り継ぎ線は片道でたった5,000円なのに積算率が100%というメリットがある。

  • 羽田 - 那覇(旅割28) ¥14,390
  • 那覇 - ジャカルタ(海外旅作プレエコ) ¥143,720
  • 那覇 - 羽田(プレミアム旅割28) ¥24,390

というわけで旅作で那覇発のジャカルタの航空券を発券し、那覇行きと羽田行きのチケットを別途買う。まぁ無駄に沖縄に行かなければならないが、乗り継ぎ線の圧倒的PP単価は魅力的なので仕方がない。

沖縄タッチ

会社を午後休して、16時くらいのフライトで那覇に向かう。

那覇に着くと19時くらい、もう外も真っ暗だ。羽田へのフライトまで2時間を切ってるので市内へ出るのも少し時間が足りない。到着ロビー1Fに(ゴールドカードを持ってれば入れる)カードラウンジがあるので、ちょっと見学してみるが、まぁせまく息苦しいラウンジだった。グアバジュースがあったので飲んだ。おいしかった。

フードコートで無駄にソーキそばを食べる。せめてものあらがい。

そのままに2時間潰して搭乗。羽田に着くと23時過ぎ。行って戻るだけだから大した事ないだろうと高をくくっていたが、かなりこたえる… さいわい、ジャカルタへのフライトは翌日なので今日は帰って寝れる…

初プレミアムエコノミークラス

翌10時のフライト。プレミアムエコノミーなので、ANAラウンジを利用でき、ゆっくり搭乗できた。

ジャカルタ行きはさすがビジネスの街なのかスーツの姿の人が多かった気がする。プレミアムエコノミーの席もちょいちょい空いていた。

プレミアムエコノミークラスの最前席のシートを予約したのだけど、とても良かった。めちゃめちゃ足元ひろーい!すごーい!たーのしー!

ただモニターは肘掛けに収納式なので離着陸時はしまっとかないといけない。別に見たい映画もなかったのでずっと閉まったままだったが、USB給電の差込口がモニターに付属していたので、閉まったままだと充電できないのが残念。

食事はエコノミークラスと同じ。どうでもいいけど、なんでANAはいつも蕎麦を出すのだ!めんつゆ開けるのめんどくさい。

スカルノ・ハッタ国際空港到着

ちょっと前まではインドネシア入国にはビザが必要だったらしいけど、今は観光目的だったらビザは免除されている。僕の前のおっさんたちは日本人だったけど、たぶん何回もジャカルタに訪れているから観光と思われなかったのかビザ取ってこいと戻されていた(そんなことあるのか…)。自分はすんなり通れたけど。

無事、到着ロビーについて、お決まりの国際キャッシュカードによるインドネシアルピアの入手と現地SIMカードの購入をする予定だったが、まず空港に使える無料WiFiがない。くそか!到着ロビーにATMが見当たらない。くそか!え、ルピアなかったらSIMカード買えないじゃん。いろいろ回ったけど見当たらない。くそか!

たまたま財布に日本円、6千円があったので、両替でルピアに変えて、SIMカードを購入する。2GBで1,800円くらいだった。まずまずかな。そこで気づいたけど、到着ロビーにないなら2階の出発ロビーにあるんじゃね?と思ったけど、いっぱいあった。だから焦らなくても大丈夫。

現金とネットを入手できたので、安心して市内のホテルへ向かう。不幸なことに空港から市内への電車はない。なのでタクシーを手配する。安全のためにシルバーバードという高級タクシーで移動したが、ホテルまで2,500円程度だったので、まずまずかなと思う。

インドネシアルピアの単位

100インドネシア・ルピアがだいたい1円なので、1000円が10万ルピアになる。まぁ単位がでかくなる。ゼロを2つとればいいのだけど、瞬時に出来ない。また10万ルピアってのはどうやって英語で発音するのか?ワン・ハンドレッド・サウザンド・ルピアと言えばいいのか、わかりにくい…と思っていたら、現地の人はサウザンドは言わずにワン・ハンドレッドとだけ発音するらしい。

しかし、これまた理解するまでが遠い。ワン・ハンドレッドと言われたら、ワン・ハンドレッド・サウザンド・ルピアのことだから、10万ルピアってことだから、ゼロ2つとって1000かー、なるほど!みたいな、長いよね。って思ったけど、ワン・ハンドレッドって言われたらゼロ一つ足せば日本円になるんだと理解するほうが早い。

ジャカルタの渋滞

ジャカルタ市内は地下鉄がないので、基本タクシー移動になる。東南アジアのタクシーと聞くと、ぼったくりのメーター使わないってイメージだが、この青色のブルーバードタクシー(上位の黒塗りのシルバーバードもある)グループはちゃんとメーターを使う。すごーい!

気をつけないといけないのは、車体は青色だけどブルーバードタクシーグループとはまったく関係ないぼったくりタクシーがある。運悪く、夜の視界の悪いときに間違えて乗ってしまい、普通なら600円ぐらいでいけるところを3,000円と言いやがる。3,000円あればシルバーバードで空港まで行けるぞ、くそが!と思って1,000円!1,000円!1,000円!と言ったけど、結局2,000円払うことになってしまった…いたい勉強代だ。

あと、バイタクとかもあるのだけど、夕方のラッシュとかになるとこんな感じで全く前に進まない。おもしろいくらい全く進まない。

そうゆうときはトランスジャカルタというバスなんだけど、専用道路を走るバスがあるので、それを使うと便利かもしれない。とはいえ、ブルーバードタクシーで渋滞にハマっても5、600円くらいでどこでもいけるので、まぁいいかな…

ジャカルタ観光

ジャカルタ大聖堂

オランダ統治時代に建設されたカトリックの協会。

荘厳な造り。

中身もいい感じに涼める。

イスティクラル・モスク

ジャカルタ大聖堂の隣りにあるアジア最大のモスク。

中は裸足になって入らないといけない。露出が激しい格好をしていると浴衣みたいなものを渡される。

中に入ると外人さんは名前とか宗教とか記帳させられる。記帳するとなんか分からないまま、白人のおばさんとカンボジアのおねーちゃん2人の組でガイドが始まった。 ちなみに、上記のオレンジ色のマスが一人用のスペースでマスの向きは聖地エルサレムに向いてるそうだ。さすがイスラム教。あと隣にキリスト教の建物があるけど、『私たちは互いを尊敬しあって仲良くやってます』と説明していた。昨今のイスラム教に対する不安・誤解を解くためにも、こうゆうかんじで無作為に外人選んで無料でガイドしてんのかなと思った。

ドーム内部から見た感じ。本堂の方はイスラム教徒以外は入れないっぽく二階から説明を受けるだけだった。とりあえず、こうゆうガイドみたいなものをあまり受けないのだけど、たまにはいいもんだと思った。

独立記念塔 (モナス)

モスクからわりかし近い独立記念塔の公園だが、なんしかここまで来るのに時間がかかった。

見ての通り、中心の塔までやたら遠い。さらに四方を柵で囲われていて入れる門も限られているので、まず公園内部に入るために周りをだいぶ歩いた。しんどかった。

スケールがでかいといえば表現はいいが、まぁ塔以外なんもない。

屋台というか、マーケットみたいなものが併設されている。怪しいもんが多かった。

徒然なるままに…

何みとんじゃいわれ!痩せこけた猫多かった気がする。

バジャイ(三輪タクシー)。こーゆの多いよね、東南アジア。

バイクも多い。UBERのバイタクもあった。

ジャカルタ大聖堂の脇にあったなんか。

モスク横の道。ちょっと危険臭だったな。

ポリシ!

プラザ・インドネシア(高級モール)、隣にグランド・インドネシアというまた大きなショッピングモールがある。

グランドインドネシア内にある、Kopi Luwak(ローカルのカフェ)。店名の通り、ジャコウネコのうんこのコーヒーが飲める。1,000円くらいだったけど、日本だともっと高いんだろうなって。でも、そんなおいしくない。

これまたグランドインドネシア内にあるBenedict。オールウェイーズブレックファーストというスタイルで、何時でも朝食みたいなメニューが食べれる。というわけでお昼くらいにエッグベネディクトを頂いた。おいし。

ホテルは旅作の最安ホテルで心配したが、最低限に小奇麗で朝食もナシゴレンとかミーゴレンとかでてよかった(味はそんなにだけど)。またホテルの前にブルーバードタクシーの乗り場があるので何かと便利だった。

羽田へ(ジャカルタから)

アライアンス全く関係なしのごった煮のPremier Lounge

最終日の日曜の21時ジャカルタ発のフライトなので、一体に何すればいいんだよ!と思っていたけど、モールでお土産見てたり、フットマッサージうけたり、タクシーが渋滞につかまり時間がものすごく時間がかかったりで、案外時間を持て余すことはなかった。逆を言えば、タクシーでの移動時間は余裕を持って見といたほうがいいだろう。

帰りもプレミアムエコノミークラスで爆睡。7時前に羽田に着く。一旦、家に帰り、シャワーを浴びて出社。8時間働いて、20時最終の羽田、那覇行きの国内線乗継のフライトに乗る(国内線乗継待ち時間に仕事をしたのだ)。

羽田へ(那覇から)

那覇に着いたのは23時くらいなので、東京に帰る便がない。那覇市内でホテルに泊まる。最初はカプセルホテルに泊まろうと思っていたけど、しんどそうだったので普通のホテルに泊まる。

朝イチのプレミアムクラスで東京に戻る。プレミアムクラスなので那覇空港・ANAラウンジが使用できる。細長い部屋で特に感慨もなく。

プレミアムエコノミーは初めてだったが、朝食(おいしかった!)を機内でとれて優雅だった。また最前列を取ったので足元もひろびーろ!羽田に着いてそのままエクストリーム出社。

結果報告

今回の旅行で、総額18万2,500円を使い、19,908プレミアムポイントをゲットした。そのPP単価は9.17と上出来な数値だ。国際線乗り継ぎの部分に着目してもらいたいが、脅威のPP単価2円台なので、これがないといくら東南アジア路線プレミアムエコノミーだろうともPP単価が10円を超えてしまうので、やはり沖縄タッチ作業は必要なのだ。

残り、30,092PP