投資対象としてのスニーカー👟

皆さん、お金儲け好きですか?僕は好きです。最近、投資対象としてのスニーカーについて話したので、ここでもシェアするぞ。

目次

 1. 投資対象としてのスニーカー
  - ダブルネーム
  - カラーリング
  - 発売年
 2. リスクと重要事項について
  - 復刻発売による価値の希薄化
  - 保管スペースの確保
  - 劣化の可能性
  - 偽物の流通
  - 抽選販売が当たらない
 3. 代わりのご提案
  - Restore
  - Custom Painting
  - YouTube
 4. まとめ

ちなみに、私の投資経験の始まりは2017年ごろの仮想通貨で大損こきました。2020年、現在もビットコイン価格があがってきており、また仮想通貨ブームが再燃しそうですが、私の持っているのはイーサリアム系コインで今のところ恩恵を享受できてません😇

仮想通貨は投資というか投機なので、もうちょっと真っ当な投資をしようと思い、今度は国内株式に手を出しました。というのも仮想通貨を始めて指値や板寄せなどといった用語を覚えたので、ちゃんと堅実に儲けようと思ったのですが、投資した株は昨今のコロナのせいで、マイナス何十%となり、仮想通貨並みのボラティリティになってます😇

この際、自分が本当に好きなものに投資しようと思いました。そして今回紹介するのが、こちら!

空飛ぶバスケットボーラー・マイケルジョーダン!ではなく彼の履いてるバッシュ・スニーカーについてです。ここでは特にNIKE・JORDAN BRANDのスニーカーについて解説します。

スニーカーが流行しだしたのは、1970年代後期のことである。それまで若者は、キャンバス地や堅い革のスポーツシューズを好んで履いていたが、一気にスニーカー一色となった。きっかけとしては、アメリカでNBAが1976年にABAから4チームを迎え入れ、それを機に各靴メーカーが大々的にマーケットを広げたことが挙げられる。1980年代、NBAの一大スターマイケル・ジョーダン (Michael Jordan) のスポンサーであったナイキが、彼をスポークスマンとしてバスケットシューズの新ラインを発表・販売。当時のエア・ジョーダン (Air Jordan) は、100ドルという当時では高価であったにも拘らず、アメリカの販売店では長蛇の列ができ飛ぶ様に売れた。そのコレクション性から、後に日本ではコレクターの間で何万、何十万という値段が付いた。 - Wikipedia

は?スニーカーだって??とお思いのことでしょう。StockXの創業者ジョシュ・ルーパーは、スニーカー市場がいかに巨大で規制がないか、話しています。

では、実際に彼の作ったサービスStockXの画面を見てみましょう。

これはエアジョーダン1とハイブランドDiorのコラボモデルで、定価自体が25万円ほどするのですが、このときは100万円に近い値段がついています。そして株式のように買値と売値があり、これまでの売買履歴も確認できます。

またStockXで購入したスニーカーは自動的にポートフォリオに組み込まれ、どういった種類でどれくらい利益がでているのか、ひと目で見ることができます。

またStockXでは個人間売買の仲介に入り鑑定作業をするので、ホンモノであると保証されています。これをCtoCのフリマアプリで買ったとすると、パッと見、靴の相場もわからないので、相場より割高で買ってしまうこともあります。また送られてきたものが、ニセモノという危険性もあります。

つまり、StockXのようなサービスがあることで高額なスニーカーであろうとも公正な取引ができるということです。

StockXのようなサービスは国内にも存在しています。最近TVCMでも見かけるスニーカーダンクと、スニーカーだけでなくストリートウェアも取り扱うモノカブなどがあります。

スニーカーは儲かりそうだ、投資商品として購入する環境も整っている。では、どういったものが高い利益を出すスニーカーなんでしょうか?

ダブルネーム

これはアメリカ人ラッパーのトラヴィス・スコットとエアジョーダンのコラボモデルですが、ジョーダンのシューズはだいたい定価が2万円前後なので、これらのモデルは10万円以上しています。AJ1はナイキのスウォッシュが反転してるのがポイントですね。

次はルイ・ヴィトンのデザイナーでありヴァージル・アブロー自身のブランドOff-Whiteとジョーダンのコラボモデルです。ダブルクオーテーションで囲んだ単語(”AIR”)などが特徴的ですね。Off-WhiteのAJ1は人気のシカゴカラーということもあり、50万円くらい値段になっています🚀🚀🚀

続いて、ロサンゼルスのセレクトショップ・UNIONとのコラボモデル。これもおされセレクトショップらしいカラーリングで人気のモデルとなっています。

まぁこういったモデルは極端に供給量が少ない上に、もともとの購買層のジョーダンファンにプラス、トラヴィス・スコットファンや、Off-Whiteファンなどの需要が増えるので、需要と供給の関係から価格が跳ね上がります。買えたらラッキーですが、まず買えないと思っていたほうがよさそう。

カラーリング

エアジョーダンはマイケル・ジョーダンのシグネチャーモデルなので、当然、彼が在籍していたシカゴ・ブルズに関係する色が重要になってきます。

こちらはエアジョーダン1のシカゴカラー、赤・白・黒のホーム用のゲームシャツの色ですね。エアジョーダンシリーズの王道中の王道といった感じで、エアジョーダンといえばこれを思い浮かべる人も多いはずです。なんのダブルネームでもないですが、20万近い値段になっています。

Jordan 11 Retro Playoffs Bred (2019) - 378037-061

赤・黒の配色でブレッドと呼ばれるカラーリングです。ブラック・レッドなのでブレッドでロード用のゲームシャツのカラーリングです。こちらも人気の高いカラーリングです。

発売年

こちらはAJ4 Pure Moneyの売買履歴なんですが、これは2017年に限定発売されたのですが、売れ残り、最終的にセールプライスでも売られていた一足で、誰でも買おうと思えば買える一足でした。

価格の推移を見てみると、基本的に発売当初は転売屋が値を吊り上げて出品しますし、一刻でも早く欲しいAJファンが飛びつく形になります(一番左の矢印)。しかし、冷静になると、まぁ定価で買えますし、売れない。焦った転売屋は在庫を持ちたくないので定価割れで売りに出すことになります(二番目の矢印)。その後、じわじわ値があがって、2,3年後には利益率100~200%になります。人気のあるジョーダンシリーズで奇抜ではないカラーリングのジョーダンであれば、だいたいこういった値動きになっているような気がします(肌感覚)。

長期間ホールドで必ず上がる理由は、StockXで扱うシューズは新品でなければならないからです。なので、一回でも履いた状態になると売り物になりません。僕もそうですが、スニーカーヘッズは履きたいわけですよ。発売当初は十分な供給量だったものも、どんどんとみんなが履くので、市場全体の新品の在庫数は減るわけですが、需要としては、発売当時、学生でお金がなかったとか、たまたまスニーカーデビューしたのが遅かったとかで、こんなモデルが発売してたのかと後になって購入層になるケースもあります。

よって供給は増えることはないが需要が増えるので、徐々に価格が上がっていくのです。

リスクと重要事項について

スニーカーは必ず儲かる商品だというの分かったような気がしますが、世の中リターンがあればリスクもあります。ここではスニーカー投資を始めるにあって注意しなければならないことを解説します。

復刻版発売による価値の希薄化

Air More Uptempo Olympicの検索結果

先ほど、需要は増えることはあっても供給が増えることはないと言いましたが、復刻版発売という形で、供給量が増えることがあります。

こちらは、ジョーダンシリーズではありませんが、エアモアアップテンポのオリンピックカラーで人気のあるモデルですが、オリンピックイヤーの4年ごとに復刻版が出ています。今年(2020年)も出ました。定価が19,250円で供給量が十分ある状態なので、たいしてプレ値がついてない感じになっています。

だいたい人気なモデルの復刻版リリースは5~10年の間隔になっているような気がしますが、中には二十年ぶりといったものもありますから、これに関してはNIKE社がコントロールしてるとしか言えません。

エアマックス95のイエローグラデが人気爆発したとき「エアマックス狩り」という事件が起こったように、NIKE社はあまりにも値が高騰するのを嫌ってるためか、2~3年間隔で復刻版がリリースされているモデルもあります。

必ずしも、復刻イコール供給量が増えるといったこともないケースがあります。AJ3のブラックセメントですが、2011年復刻と2018年の復刻モデルがありますが、発売年からいって2011年モデルのほうが高い気がしますが、2018年モデルのほうが人気があります。

これは、アウトソールとヒールのロゴがNIKEかJORDANの違いがあります。今でこそジョーダンはNIKE社から独立してJORDAN BRANDとして別会社になっています。しかし、マイケル・ジョーダンが現役で活躍していた頃はあくまで、NIKE社の1ブランドラインでしかなかったので、当時はNIKEロゴが使われていました。オリジナルに近いか? という観点からいえば、発売年は新しいですがNIKEロゴの2018年復刻がより人気が高いといったことがあります。

その他にもタグがNIKEなのかJORDANなのか、箱がNIKEなのかJORDANなのかといった確認ポイントもあるので、NIKE社のうまいところはそういったところを微妙に変えてきて復刻版をリリースするので、コレクター心をうまくくすぐっているのです。

保管スペースの確保

株式のようにスニーカーを取り扱っていると言いましたが、残念ながらスニーカーは株式のように電子取引はできません。なのでスニーカーを購入すれば、ご自宅にスニーカーが入ったダンボールが届きます(物理)。

上記の写真は私の自宅ですが、最近引っ越しました。というのも、以前は1K7畳にも満たない部屋に住んでたのですが、スニーカーが増えすぎて、このままではスニーカーに埋もれてしまうということで、スニーカー部屋を作るために引っ越しました😇

StockXでは新品しか取り扱わないと言いましたが、箱もちゃんとした状態で保存していないと、鑑定を通過しません。なので、スペースはとりますが、箱も大事に保管しなければならないのです。

現物を取り扱うということで、アービトラージ(取引所間取引)やデイトレーディング(頻繁な取引)はおすすめできないのです。なぜならサービス手数料以外にも配送料がかかります。米国のStockXで購入すると2800円もの配送料プラス関税もかかってきます。

  • 手数料(鑑定料)= 購入価格の3~4%
  • 配送料 = 国内:1,000円、海外:2,800円
  • 関税(海外取引所)= 神のみぞ知る…(3000円~?)

なので、じっと長期ホールドするのです。。。

劣化の可能性

長期ホールドと言いましたが、長期すぎるのも考えものです。左は89年のオリジナルのAJ4ですが、ミッドソールがボロボロになっています。これはポリウレタン系のミッドソールは空気中の水分と反応して加水分解がおこり、このような状態になってしまうのです。

30年前のスニーカーなんだから当たり前じゃないかと思いますが、高温多湿の日本で雑に保管していると、ほんの数年でこのような状態になることもあります。

なので保管する際は、左のようにジップロックなどに乾燥剤を入れた状態で保管するか、右のようにスニーカーフィルムで密閉して乾燥剤を入れるかしましょう。

偽物の流通

StockXやモノカブのような鑑定作業が含まれるサービスを使えば問題ないのですが、フリマアプリや、プレ値で売っているスニーカーショップなどで購入すると偽物を掴まされる可能性があります。

たまにフリマアプリで評価ゼロのユーザーがトラヴィス・スコットのエアジョーダンを定価で売りに出しているのを見かけると、まぁ偽物だよねって分かりやすい例です。今回買ったのはYahooショッピングのとあるショップで、プレ値の相場より若干安い値段設定だったので購入しましたが、不安だったのでフェイクバスターズという鑑定サービスを使い鑑定してもらったら、案の定、フェイク認定でした。

悔しかったので、この後スニーカーダンクで本物を購入して、見比べてみましたが、パッと見ほぼ同じ、いわゆるスーパーコピー品と呼ばれるものです。近年、コピー品の出来もよくなってきており、素人には違いが分からないですから、やはり鑑定ありのサイトで購入したほうが無難でしょう。

抽選販売が当たらない

最後の重要事項で、これが一番大事なのですが、エアジョーダン欲しいと思った方がNIKEの店舗に行っても、ここで紹介したようなエアジョーダンシリーズは売っていません。週末のSNKRSというサイト・アプリで限定抽選販売されるのですが、全く当たりません。

NBA選手が自身のシグネチャーモデルのバッシュ販売の抽選に外れたとかゆうニュースも見かけました。このような抽選販売はatmosなどの大手のスニーカーショップでも行われているので、いっぱい参加して抽選口数を増やすしかないです…

代わりのご提案

ダブルネーム => 中古購入 + 修復

上記はSupremeとエアジョーダン5のコラボで、新品だと10万くらいで取り引きされているものです。新品ではとてもとても買えないので中古のボロボロだったものを3万円くらいで購入しました。

それを綺麗にクリーニングし、ペイントがかすれているところをリペイントし、黄ばんだクリアソールをとることで、新品に近い状態までもっていけます。

StockXでは新品しか取り扱わないと言いましたが、StockXと似たようなサービスのGOATでは、新品のほかにも中古スニーカーも取り扱っています。中古の履きつぶしたスニーカーをGOATに送ることで、GOATのクリーニングスタッフが綺麗にし、ちゃんとした商品写真も撮って出品してくれます。売れたらその分の手数料を払うといったビジネスモデルです。

カラーリング => カスタムペイント

これはエアジョーダン1 LOWのジムレッドですが、これ自体は限定発売ということはなく、ついこないだまで普通に買えるなんのへんてつもないシューズです。

この赤色のスウォッシュ部分は黒くすれば、ほぼ人気のあるシカゴカラーと同じような感じになりますので、マスキングをし、アンジェラスペイントというスニーカー専用の塗料を使い、シューレースを黒色に変えることで、シカゴカラーになりました。

私は単純にカラーリングを変えただけですが、スニーカーにグラフィティなペイントをしてくれるサービスもあります。真っ白なエアフォース1にペイントしてくれるのですが、これは靴代は含まず、ペイント代で600~800ドルくらいしますね。

YouTube + Branding

とはいえ、スニーカークリーニングもペイントも非常に労力のかかる作業です。もっと楽して儲けたいと思うあなたのために、 YouTubeでブランディングするのはどうでしょう。

リシューブネイターはスニーカーのクリーニング・修復などの動画をYouTubeにアップロードしています。チャンネル登録者数は100万人を超え、YouTubeだけの広告収入だけでも結構な額でしょうが、彼らは自社のスニーカーケア用品も販売しています。リシューブネイターのブラシだったり洗剤だったり、パッケージもおされです。

というわけで、自分もYouTube始めてみました。今のところ買ったスニーカーの紹介とかが多いですが、クリーニング動画・カスタムペイント動画も随時アップロードしていきますので、ご登録よろしくおねがいしますm(_ _)m

まとめ

  • スニーカービジネスはけっこう色々ある
  • SNKRS抽選はとりあえず参加(毎週)
  • t32kのシューケアブランドに投資だ!
    (いつかクラウドファンディングする)

ということで、お金お金と言いましたが、下記にあげたような動画を見ると、マイケル・ジョーダンすげーな!かっこいいな!と思いますし、もうおっさんですが彼のようになりたいと思い、彼のスニーカーを履きたいと思うので、やっぱりスニーカーが大好きです🥰

みなさんも素敵なスニーカーライフを👟

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