【翻訳】なぜシリコンバレーはコードの書けるデザイナーを求めているのか?

Why The Valley Wants Designers That Can Code

Jared Spool Original:Why The Valley Wants Designers That Can Code)by Jared Spool

もし周りにデザイナーが大勢いるのなら、デザイナーがコードも書けることは価値のあることかどうか話題に挙げてみてください。すぐに、モーゼが紅海を2つに割ったよりも早くデザイナー達の意見は分かれるでしょう。片方はプログラミングは必要不可欠なスキルだと主張し、もう片方はプロミグラミングはデザイナーの価値を下げてしまうと猛烈に論じるでしょう。

興味深いことに、プログラミングもできるデザイナーが価値があるかどうかはデザイナーの決めることではありません。それは採用マネージャーの仕事です。今日の雇用市場に基づけば、彼らがどの立場なのかは非常に明白です。多くの採用マネージャーは スーパーデザイナー を求めています。スーパーデザイナーというのはもちろんプログラミングもできるデザイナーのことです。

雇うべきスーパーデザイナーはそこら中にいる一方で、最近、シリコンバレーのスタートアップ企業から実際の需要が起きています。 AppleやMint.comのようなデザイン評価の高い成功事例に伴って、シリコンバレーの投資家や事業家はデザイナーの仕事に対して新しい理解を持つようになってきました。

しかしながら、スタートアップ企業というのはできる限りムダのない経営を心がけているので、幅広いスキルを持ったタレントを探しています。シリコンバレーの住人の考えでは、もしデザインとプログラミング両方出来る人を雇うことができれば、最小限のリソースでコンセプトをプロダクトに落としこみリリースできると考えています。さもなければ、デザイナーとプログラマーの2人を雇わなければならません、もしくは誰もいなくてもやらなければなりません。

私たちはここ数年間でデザイナーがいなくてもプロダクトをリリースできると証明してきました。多くの企業はこれと同じようなことをしてきましたが、リリースできたとしても素晴らしい成果をあげているとは言えません。しかしながら、プログラマーなしでプロダクトをリリースすることは不可能ではないかもしれませんが、難しいことでしょう。

そうゆうわけで、プログラミングもできるデザイナーを見つけるために大金を支払うようなスタートアップ企業が数十は存在します。需要は多いですし、デザイナーでプログラミング経験者と証明できれば、プログラミングのできないデザイナーよりも給料は高くなります。

スタートアップではない企業での需要はどうでしょうか?伝統的な大企業ではプログラマー、デザイナーを分けた大きなチームを簡単に作ることが可能です。

しかしだからといって、コードの書けるデザイナーの価値がないというわけではありません。2人のスーパーデザイナーがいるチームでは、普通のデザイナー、プログラマーが1人づついるチームよりもフレキシブルで可能性を秘めています。フレキシブルなチームはより良いデザインされたプロダクトをより早く作ることができます

プログラミングとデザインはスキルの集合です。私たちが学んだことは、役割によって分けられてない、うまくスキルが配分されたチームがより良い結果を生み出すということです。プログラミングもデザインもできる人材に恵まれたチームは、長期的に見ればスキルによって分けられたチームよりも効率的でしょう。

もしあなたがデザイナーならプログラミングを学ばなくてもよいでしょう。しかし、学んで身につければ時が経つにつれてより多くのチャンスにめぐりあうことでしょう。


次のポストではなぜデザイナーがコードを書けたほうが良いのか3つの理由を述べています。

Jared Spool Original:3 Reasons Why Learning To Code Makes You A Better Designer)by Jared Spool

1. あなたが働いている領域の中間についてより深く理解できるでしょう。もし効率的なデータベース処理をできるクエリーが書ければ、トレードオフに必要な適切なレスポンス時間を設定できます。なにがコードを簡単にし、難しくするのか理解していれば、アイデアをより速く実装できるでしょう。(開発工数は限られているので工数削減以上のものが得られるかもしれません。)中間領域を知ることは事をうまく運び、 より考えられたデザインの決定をする上で役立つでしょう。

2. プログラミングを理解することで、より良いプロトタイプ作ることができます。デザインアイデアをチームメイトやクライアントに伝えるための最適な方法は、動くプロトタイプを作ることです。素早くプロトタイプを作ることであなたのアイデアに命が吹き込まれ、内なる素晴らしいアイデアを解き放たれ、あなたのデザインの本当の意味を皆が理解するのに役立つでしょう。

3. プログラミングを理解することで、製品コードのバグや欠陥を特定するのに役立つでしょう。チームメイトのデザイナーが活気づくにつれて、あなたはUIインタラクションの問題に取り掛かっているプログラマーを助ける重要な役割を担うことができるでしょう。つまりそれは、最終プロダクトがこれ以上無いほどの出来になるということです。


実際にコードを書かなくても、どのように動くのか理解してるだけでも全然効率は違うと思うし、話も進めやすいと思うYO(個人経験談)